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東京国立博物館庭園内 応挙館障壁画 複製制作
最新のデジタル技術でよみがえる応挙の絵画空間
東京国立博物館内応挙館 東京国立博物館と大日本印刷株式会社(DNP)は共同で、同博物館庭園にある応挙館の障壁画41面の複製画を制作しました。
東京国立博物館庭園に所在し、茶室としても来館者の皆様に親しまれている応挙館には、江戸時代の画家円山応挙(1733〜1795)と山本守礼(1751〜1790)が描いた50面に及ぶ障壁画があります。
東京国立博物館では、これらの作品を文化財保護の観点から移動可能なものについては収蔵庫に保管し、適宜展示室で作品を公開してきました。したがって、応挙館は創建当時の様子をそのまま伝えることができない状況となっていました。また、近年の施設公開や茶会での利用などにより、書院内に残っていた床貼付絵などにも、保存上の問題が生じてきました。
そのため東京国立博物館では、2005年に応挙館障壁画の複製画制作に関する研究チームを構成し、美術作品の複製に実績のあるDNPと協力して最新のデジタル画像処理技術と美術作品の独特の風合いを忠実に再現する特殊な印刷技法を駆使した複製画制作事業を開始しました。
2007年2月上旬に、応挙筆37面と守礼筆4面の計41面の障壁画が完成の運びとなりました。残る9面についても、現在作業を進めております。すべての複製作業が完了した際には、その成果によって応挙が意図した本来の立体的な構成を実感することが可能になります。複製画によって制作当初の空間を再現しようとする、東京国立博物館初の試みです。
DNPアーカイブ・コムは本事業のDNPメンバーの一員として参加しました。
 
松に岩図 床貼付絵(複製画)応挙館書院一之間 円山応挙筆
梅図襖(複製画)応挙館書院一之間 円山応挙筆
芦雁図襖(複製画)応挙館書院二之間 円山応挙筆
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